「公益社団法人日本将棋連盟と高槻市との

包括連携に関する協定」調印式【報告】

 

 2018年9月19日(水)に関西将棋会館にて、「公益社団法人日本将棋連盟と高槻市との包括連携に関する協定」調印式が執り行われました。

 

調印式の模様

左:高槻市長 濱田剛史   右:日本将棋連盟会長 佐藤康光

 

 

【高槻市長 濱田剛史】

 このたび日本将棋連盟様と高槻市の間で、包括連携協定を締結できたことは、将棋の取組を通じて地域の活性化に取り組む私共にとっては、大変心強く、うれしく思っております。

本市においても、高槻城下から江戸期の将棋の駒が多数発掘されておりますが、将棋は古くから広くたしなまれてきた日本固有の伝統文化であり、しっかりと次世代に引き継いでいくことが我々の責務と考えております。

 本市といたしましては、深いかかわりを持つ将棋の取組の推進を図るため、日本将棋連盟様とお話させていただく中で、本日の包括連携の調印に至ったところです。

本市は京都と大阪のほぼ中間に位置し、JR・阪急と二つの鉄道路線が通る交通の利便性が高く、また複数の大学が立地するなど、様々な年代の人々が行き交うまちでございます。

その特性を活かしつつ、効果的に将棋文化の普及に寄与してまいりたいと考えております。

 また、今年度は市制施行75周年を迎え、その節目の年に締結する本協定に基づき、日本将棋連盟様と一層連携し、様々な将棋の取組を推進してまいります。

 

 結びとなりますが、本日、このような協定の調印式を執り行うに至りましたのも、日本将棋連盟様との交誼の賜物と、改めて感謝申し上げますとともに、今後、ますますのご発展と、ご臨席賜りました皆様のご活躍を祈念いたしまして、調印式の挨拶とさせていただきます。

 

 

 

【日本将棋連盟会長 佐藤康光】

 この度、高槻市様と包括連携協定を締結させて頂くことになりました。

高槻市は大阪と京都のベッドタウンで、棋士も多数在住しており、非常に住み易い都市という印象がございます。

大阪北部地震が発生して3ヶ月が過ぎましたが、高槻市でもいまだに修復等がままならない場所が数多くあると伺っております。また台風21号等の被害もございました。

被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、1日も早い復興を祈念いたします。

 今回の締結を機に、将棋を通じて少しでも豊かな市民生活に寄与出来ればと思っております。今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

記念撮影